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個人向け被曝量線量計「PDM-122」を買ってみた

P9270550_4.jpg マイドーズミニ「PDM-122」は、コンパクトサイズの個人向け被曝線量計です。

長さ10cm、幅3cmほどで、ポケットに入れたり背面のクリップでベルトなどに装着することで、外部被曝量の積算値を測定することができます。海外製の線量計は校正がきちんとされていないこともあるようですが、PDM-122 は日立アロカメディカル製で校正証明書も付いているので、その値は信頼してよさそうです。
商品は無骨な封筒に取説や校正証明書などと一緒に入れられています。

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電池を入れて電源ボタンを押すと、放射線量の測定が始まります。

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マイクロシーベルト単位での表示なので、特に放射線量の高い地域でもなければ、半日から一日程度おかないと表示は0のままです。

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電源ボタンを1回押すと参考値として時間あたりの線量も表示されます。試してみたところ、大抵は 0μSv/h で、まれに 3μSv/h といった非常に大きな値が表示されました。瞬間値としては正しいとしても、値にばらつきがあるので一般の人にとっては実用的な機能ではなさそうです。

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実際の時間あたりの線量を計算するために、積算値が増加したタイミングを Excel でプロットしてみました。横軸に日時、縦軸に積算値をとり、近似直線のグラフの傾きを調べることで一日あたりの線量を得ることができます。積算値が増加したタイミングを自動で取得することはできないので、自分でこまめにチェックする必要があります。

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グラフの傾きは slope 関数でも求めることができ、その単位は μSv/day となります。文部科学省が公開している放射線モニタリング情報などで用いられている単位 μSv/h に変換するには、グラフの傾きを24で割る必要があります。また、国際放射線防護委員会の勧告などで用いられる mSv/year の単位に変換するには、グラフの傾きに365/1000を掛けます。

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電池は700時間保つそうですが、鞄の中に入れていたら電源が落ちていました。荷物に押されて電源長押しになってしまったようです。電源をOFFにすると積算値もリセットされるので、電源ボタンには注意が必要のようです。



被ばく線量計 マイドーズミニ PDM-122

日立アロカメディカル